ハガレン/ロイエド


 エドワードは体内を掻き回される痛みと吐き気に耐えながら思った。この人は、悪くない。例え上司という立場を利用して、年端もいかない子供を犯していても。ただ、人の嘘偽りとかそういうのが嫌いなだけで……。突然深く突き上げられ、背を反らしひッと息を呑む。太股に再び血が伝う。シーツに、涙がぽたりと落ちた。このツギハギの痩躯に挿入しながら、彼はどんな表情をしているんだろうか。泣いているんだろうか。それとも、この愚かな子供の醜態を、嘲っているんだろうか。
 この体勢では確認出来ない。代わりに、汗ばんだ手が金色の髪をさらりと掬って、言った。

「ほう、それが正体か」
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